去る者追わず

　テレビジャーナリストの重鎮、筑紫哲也氏が本日、癌との闘病の末、亡くなられました。享年、73歳。
　様々な歴史的瞬間を見、数多くの出会いと交流を築き、独自の考えを社会に投げかけた。その功績は、日本の情報という分野で、多大な支柱の一つを作られたと思います。
　改めて、お悔やみを申し上げます。

　こんな時についでなのは不謹慎ですが、フッチーさんのサイト・RAKUGAKICCOILは11/11をもって閉鎖されるそうです。フッチーさんのイラストの美しさは素晴らしく、コイルファンにとって、大いなる同人の一人と思います。
　フッチーさん、ありがとう！

　ゆく年くる年近い時期ですが、残されし者は悔やまず、未来へ向け歩むべきと思います。

時代は変わるのか？

　今日5日午後、キング牧師以来の大転換が、太平洋の向こう、超大国・アメリカ合衆国の大統領選挙で起こった。
　初の黒人候補、民主党議員・バラク・フセイン・オバマが選挙で、共和党マケイン候補に勝利。来年1月20日に第44代アメリカ大統領として正式就任する。
　世界を牛耳る国家の新リーダーはアメリカに、日本に、世界に、何をもたらすのか？彼は私達をどこへ導くのか？
　戦争、貧困、混乱は嫌である。ただ、ただ、願うは、人類の平和と安定、地球自然との共存共栄を、考えてもらいたい。それを祈るばかりである。

見えぬ新しい明日

　けたたましい蝉の鳴き声は薄れ、コオロギ、スズムシ、マツムシ達の合唱が耳に届く季節になりました。

　長らく更新しておりませんでした。色々と忙しく、これからも忙しく、連載二次創作小説『電脳コイル・異界からの旅人』がストップしてます。

　そんな中、今日から新政権・麻生太郎総理の内閣が発足。国内外ともに、先が見えぬ日々ですが、それでも私達は、生きていかなくては、ならないと思います。なおさら、がんばらないといけません。

　卒論で大変ですが、小説は必ず完結します！

赤塚不二夫 訃報

　緊急の、哀しい事をお伝えしなければ、なりません。
　本日、8/2の夕方5時直前、日本漫画界で「ギャグの神様」と呼ばれた漫画家・赤塚不二夫氏が、数年の意識不明状態から、肺炎により、亡くなられました。享年72歳でした。
　日本漫画を支えた巨匠に、ご冥福をお祈り申し上げたく、哀悼の意を捧げたいと思います。

ありがとう、赤塚不二夫さん。

サミット終わり、お盆始まる

　2008年北海道洞爺湖サミットが、無事閉幕しました。何事も無く、何も変わらない終わり方のように思えました。
　メドヴェージェフ・露大統領と福田総理が北方四島返還について会談したようですが、ロシアの研究チームが膨大な油田がその海域にあると発表。簡単に還れなさそうで、心配。まさに、火に油を注ぐ話。
　しかも、今回のサミットは、資源不足・原油高・温暖化対策・拉致問題が課題のはず。
　世界の未来の、明暗を分ける行く末が、すぐそばで、すぐそこまで来ています。

ネット規制法

　未成年をネットにおける有害情報から守るため、携帯電話の有害サイトへの接続をしづらくする「フィルタリング（閲覧防止）サービス」導入を携帯電話会社に義務付けるネット規制法案が、国会で成立するらしい。

　まぁ、ようは、子供に有害情報をネットから見れないように、そこへの通路や扉に、鍵をかけるそうだ。子供の成長に悪い情報を与えないようにしたり、犯罪に巻き込ませないようにする為の、規制法である。ただ、協力機関やら有害サイトの判断基準は未定。その点も心配…

　『攻殻機動隊』や『電脳コイル』といったアニメでテーマである、「サイバーパンク」「情報化社会」とネット犯罪。それらに対応する法律や秩序。もはやフィクションだけでの、遠い未来の話題ではなく近未来、いや、今の話題となっている。
　その先にある日本の、世界の情報化社会の未来が、希望よりも不安に大きく思える。時代を生きる者達、とくに今とこれからの子供達にとって、何が何において「見ざる、言わざる、聞かざる」となるのか？重要な課題に思える。

地震と人心

　四川大地震での被害は、連日の報道でかなり知らされている。「全国哀悼の日」で、自粛ムードが在日中国人にも広まっているが、人民の支援団体が救助に行くという話は、何故かほとんど聞かない。
　ミャンマーのサイクロン被害もそうだが、一人でも多くの人々が助かって、生活が戻れる事を願ってならない。
　本日、日本の医療チームが被災地に向かい、彼らが活躍できる事を願い、地震が原因で北京オリンピックが、中止にならないで欲しい。