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 24話の感想。(ネタばれ注意の為、ここから先は反転隠し文章)
 サブタイトルが「メガネを捨てる子供たち」だけど、正確には「取り上げられる」っていう感じですね。こういう事件が起きた時くらいじゃないと、大人は気がつかず、それに対する反応も敏感に過剰になってしまう。ヤサコのお母さんが諭す話は、夢現の境の理解を優しく話している感じに思えた。
 この回で、人間関係・人間の中身で、初めて現れる部分が多かった。駅向こうABCにいじめられたフミエの涙、ダイチのかっこよさ(それでいてチャックが…)、ヤサコがマユミに突きつけられる過去など、人の本音・本心を出したように思えた。小さい部分では、全話を通して一度も猫目宗助に会わないヤサコが、この回で初めてオバちゃんからその名を聞かされた。

 話は変わって、電脳コイルはアニメの他に、小説化(ノベライズ)や漫画化(コミカライズ)されている。やはり、内容はアニメと少し違う点は多いが、それでいてそれぞれで話は成立している。
 ここから先は、その内容に関する話なので、最重要ネタばれの危険あり。絵もあります。

 アニメは本流なので、あえて話しません。(むしろ、話しきれません)
 小説は全体的に暗くて、主人公達はある程度相手の考えや行動を予測している。優しいはずのヤサコは、どことなく秘めている部分が、意地悪そうに現れ、ハラケンに至っては、かなりシビアでより一層暗い。むしろダーク。本筋はイサヤサに据えており、恋事情(ハラヤサ・ダイフミ)はほとんど無い。それがすご――――く、残念。
 かわって漫画版は、少女漫画である点もあるので、わかりやすく、アニメの初期設定で消えた、電脳世界を全く無視したモノ(例えば、リンクス)が登場し、何だか電脳ドラえもん。それぞれのみんなの過去は一応あるが、やはり少し柔らかめにされている雰囲気。そして、イサヤサは爽やかに成長を描き、恋事情は特徴的に大きく出ている。
 各々が、同じようで少し違って流れている事は、まさにパラレルワールドの様相を呈しているように思える。小説の続きはとても気になる。
パラレル
 上の絵は左から、マンガ・アニメ・ノベルのデンスケの絵の模写。何か各々、微妙に違う。
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