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 過日の記事「ポニョ!」へのコメントに、「『スカイ・クロラ』見てないのに、それよりずっとイイと言うのは、失礼では」と言われた方がいました。確かに、その通りでした。とてつもなく、無礼極まりない失言の記事でした。そこで、反省と謝罪、探究心のもと、「百聞は一見に如かず」で、「スカイ・クロラ」を観に行って来ました。

 平和世界の反映である戦争ゴッコ。そこでの活躍の役回りをする、永遠の少年・少女達、彼らの生命の葛藤。今の若者にこの時代を、人間達の心を「生きる」意味を、押井監督は静かに、確実に説こうとしていると思えました。
 本物と見紛う、人々の質感・戦闘機達の空中戦・心の交わりには、新たな押井アニメに驚くばかりでした。主要出演者方々も、若々しさを感じさせるタレントばかり。それに、押井アニメに欠かせない、榊原良子さんと竹中直人さんがいるのは、大満足でした。
 登場人物達はどことなく瞳に光が見えませんでした。確かに眼球に光の反射は映っていたけれど、自己からの輝きが希薄に見えた。永遠を選んだ者の瞳を、監督は描いたのだろうか?彼らは八百比丘尼とはまた違う、永遠の苦しみを感じているのだろうか?絶対の敵への闘いは、「大人に対する挑戦」という姿の一旦に思えた。

 しかしながら、やはり自分には「ポニョ」の方が肌に合うように感じました。不思議と違和感のない空気、生き生きとした生命そのもの姿、本当にあるはずの心の優しさと強さが、存分に描かれていると思います。
「ポニョ」が子供の純粋な心と溢れる生命達のファンタジーであるならば、「スカイ・クロラ」は若者達の未来と生きる意義を探す精神のストーリーと思えた。これからの日本アニメの展望と、日本人の未来に彼らによって光が輝く事を願って止みません。

 それにしても、「草薙水素」という名前から、どこかあの「少佐」を思い出してしまうのは、どうしてだろうか?それにあの犬、「攻殻」「パトレイバー」「イノセンス」でもいたような……?
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