コイル小説第6巻３

　小説を読んでみました。最後まで、読破しました。あんまり話すと、ネタバレになるので、大ざっぱな例えのような感じで感想を述べます。
　例えで言えば「水面の上下」な感じ。水鳥は水面ではゆったり、静かに泳いでいますが、実は水面下はものすごく活発に、水かきの足を動かしています。
　ハラヤサイサダイフミ達も、表面は静かに大人しい様子を見せても、本音や他人に見えない場では、すさまじいほど多く考え、激しく行動し、苦悩しています。6巻は特にそういう、見える「静」と見えない「動」が見え隠れして、何と言うか、すごい展開。
　そして、これだけは言いたい。何だかもう、宮村優子オリジナルストーリーまっしぐら寸前！てな感じ。後は読んでみてのお楽しみ。